2013年11月23日
不思議な光Ⅱ
夜は、光が不思議な姿を見せてくれる。
ある夜、フェリーが僚船とすれ違った。
あたりは海も空も真っ暗だ。
そのなかに小さく光っていた点が、
グングン近づいてきて、幻のようになった。
フェリーの客室の光が、水面に反射している。
その反射光に照らされて、フェリーの白い船体が、
ボワーッと闇に浮いている。
しかもそれが、かなりのスピードで近づき、すれ違い、遠ざかって行った。
なんとも不思議な、あっという間の出来事だった。
船首側の客室からも、不思議な光景が見えた。
遠くにボヤンと、黄色い町の光が見える。
その手前は、全部、暗い海だ。
地球が丸いせいか、真ん中が盛り上がって見える。
その海の上を、霧か湯気かモヤか、判別できないものが動いている。
夜の海は怖い。
怖いけれど、「怖いもの見たさで」見とれてしまう。
その怖い海を、フェリー君は勇敢にも、ズンズン進む。
これがまた、頼もしい。
海の上には、昼とは全く違った、夜の顔がある。
われわれの先祖・渡来人たちも、
小さな、丸木舟のようなもので、勇敢にも、
この暗い、広い海を渡ったのだろうか・・・・。
タグ :海
2013年10月12日
白鳥きたよ!
今年初めて白鳥の飛来を発見したのは10月9日。
それ以降、何度も見ているが、カメラの準備が悪く、
撮影に成功していなかった。
ようやく今日、撮ることができた。
9日は20羽ほどの編隊を2つ見たが、
きょうのはもう少し大きいのが2編隊。
夕方の5時ころ、
高速の上を北東の方(当地では鳥海山の方)から、
南西の酒田の街の方へ飛んでいった。
(最上川の河口へ行ったのかな?)
1つは28羽編隊、もう一つは24羽編隊で、
きれいな「へ」の字型だった。
これからは、風のない日は夜でも飛ぶ。
(「鳥目」と言われるくらいだから、
夜は見えないのじゃないかと心配になるが・・・)
庄内平野は、
白鳥のカウカウという甲高い声と
大きくて白い姿で、いよいよにぎやかになるぞ・・・!!
タグ :自然の力
2013年10月02日
不思議な光
きょうは不思議な光に遭遇した。
これ、なんだかわかりますか・・??
正解は、田んぼの大豆です。
いま水田の3分の1ほどには、コメを植えることができず、
それぞれが大豆やネギ、野菜などを植えている。
大豆はいま、自給率がわずか6%だ。
つまり94%は輸入に頼っているというわけだ。
そんで政府は、
食糧自給率を上げようと、大豆を作ることを奨励している。
それでも農民たちは
「経費ばっかりかがって、あわないあわない」と嘆いている。
そういう状況には申し訳ないのだが、
その大豆が夕日に輝いた。
それを、結構な時間ねばって、撮影した。
ぼくには、ちと不思議な感じがした・・・・・。
タグ :自然の力
2013年09月04日
高空・快晴・・!
今朝の庄内北部はすがすがしい快晴だった。
こんな澄み切った空は、久しぶりだ。
天は高く、ラピスラズリに青く、雲はまぶしく白い。
稲の葉も大豆の葉もキラキラと光っている。
その真ん中にひたって稲の生育状況を調べ、
草刈りをしていると、
あまりにも気持ちがよくて、
「ああ、この時間が、もっともっと長く続いてほしいなあ」
なんて思ってしまう。
それは束の間。
午後3:00には、雨が降り出した。
あわてて車の窓を閉め、機械にシートをかぶせた。
(なんていうこっちゃーー)
タグ :自然の力
2013年08月28日
「風立ちぬ」のよう!
映画「風立ちぬ」では、懐かしい田園風景が豊かに登場し、
それ以来、雲を見る目が変わったような気がするから不思議だ。
夏雲や入道雲を見つけると「あっ、『風立ちぬ』だ」と思うようになった。(笑)
夏の間に多かった積雲や層積雲が、
次第に高度の高いひつじ雲(高積雲)に変わり始め、
空もグッと澄み渡り、
上を見ても秋が近いことを感じさせてくれる。
なんだか気持ちがあわただしくなってきたぞ!!
2013年08月02日
溶けそうだった・・!!
長雨で、野菜も稲も人間も、溶けてしまいそうな毎日でした。
きょうあたりから、なんぼが太陽が出ています。
長雨の間も、歩いていると「おやっ!」と思うことがあり、
カメラを向けたくなります。
酒田の中町で見たテルテル坊主。
雨が降った数だけか、十数個も下がっていて、
「晴れて! 晴れて!」の気持ち、同感だね。。。
雨の鶴岡駅前、夕暮れどき。
光の加減が普段と違い、なんかパリ?モダン?に見える。
(行ったことがないのに・・)。
何度もの、別れ、再開、日常・・・がありました。
タグ :雨・雨・・